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遺言書について知っておくべき7つのこと

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遺言書作成のポイントとは?自分自身の意思を明確に

遺言書作成のポイントとは?自分自身の意思を明確に

2024/01/11

遺言書は、自分の死後に遺された財産や家族などについての意向を書き残す大切な文書です。しかし、遺言書に関する知識が不十分なまま作成を急ぐと、思わぬ負担やトラブルを引き起こすことがあります。そこで本記事では、遺言書について知っておくべきことについて解説します。

目次

    遺言書とは何か

    遺言書とは、死亡した後に遺された財産や遺志を誰かに遺すために、本人自身が作成したものです。 この書類には、遺言者がどのような財産を誰に遺すか、その他遺言者が残したいことが記されています。 遺言書は、遺産相続に関する問題を回避するためにも非常に大切なものとなります。また、遺言書を作成することは、自分の意思を残すことで家族や友人たちが納得し、不安定な相続問題を防ぎ、家族の仲を保つことにもつながります。

    遺言書を作成する際に考慮すべき点とは

    遺言書を作成する際には、いくつかのポイントに注意する必要があります。まず、遺言書は、誰にどのような財産を残すかを明確に示す書類です。そのため、自分の財産状況を把握した上で、誰にどのような形で遺産を残すかを考えることが大切です。 また、遺言書は、書いた人の意思が反映される重要な書類であるため、書式や文言にも注意が必要です。明確で分かりやすい言葉で、自分の意思をしっかりと伝えることが大切です。 さらに、遺言書は、家族や親族だけでなく、法定相続人以外の人や団体にも財産を残すことができるため、相続人以外の人に財産を残す場合は、その理由や経緯についても明確に説明する必要があります。 以上の点を踏まえ、遺言書にはしっかりと考慮したうえで、自分自身の意思を反映させるようにしましょう。

    遺言書を書いた方が良い場合

    遺言書を作成する、しないは自由です。そのため作成しない場合も多くありますが、場合によっては遺言書を作成しておいたほうがよいケースもあります。

    例えば、子どものいないご夫婦の場合。

    亡くなった方の親がすでに亡くなっている場合には、配偶者と亡くなった方の兄弟姉妹が相続人となります。そのため、残された配偶者がすべての財産を自動的に相続できるわけではなく、もしも疎遠の兄弟姉妹がいた場合には、その方も含め、遺産分割協議を行う必要が出てきます。また、配偶者にとってはもしかするとほとんど話したことがなかったり、兄弟姉妹の連絡先がわからない場合もあります。残された配偶者にとって、兄弟姉妹と遺産分割協議を行うことは決して簡単なことではないでしょう。ただし、遺言書によって、全財産を配偶者に相続させる遺言を残していた場合には、兄弟姉妹には遺留分がないため、全財産を配偶者に残すことができます。後々のトラブルを防ぐためにも、残された配偶者の負担を無くすためにも遺言書の作成を検討してみてはいかがでしょうか。遺言書に記載する内容については、相続のご状況によって異なるため、専門家へのご相談も良いかと思います。

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